24歳、女性。繰り返す上腹部痛、腹満感で機能性胃腸症として加療されたが軽快せず受診。 |
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通常内視鏡でわずかに白っぽい結節性変化 |
インジゴカルミンの色素散布にて粒のそろった鳥肌状変化が明瞭化。 |
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初回内視鏡時の生検組織像でリンパ濾胞が明瞭 |
Giemsa染色の鏡検でピロリ菌+ |
ピロリ菌の除菌にて数日で自覚症状は軽快、1年後の検査でピロリ菌は陰性化。 |
鳥肌状変化は平坦化、軽快 |
インジゴカルミンの色素散布内視鏡像 |
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34歳、男性。心窩部痛のため胃内視鏡検査。幽門部に不整な潰瘍性病変 |
ベースの粘膜に鳥肌状変化。ピロリ菌陽性で病理検査でリンパ濾胞多数。 |
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一見進行癌様を呈し、生検にて未分化癌が検出された。 |
潰瘍が軽快後の手術で4.5x3.0cm Uc+Ub、粘膜下層浸潤の未分化の早期癌であった.。 |
20歳、男性。めまいとHb 6.3 Fe 7の貧血あり、HPIgG>100 胃内視鏡検査で典型的な鳥肌胃炎の像。ピロリ菌の除菌と鉄剤投与で貧血は治癒。 |
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